「碧樹館プログラム」では、組織内部から行動を起こし、新たな躍進への道を切り開く変革ミドルの育成を行います。
地域経済の自立・発展のためには、地域に根ざした新規産業を興すことや地方分権に基づく構造改革など様々な取組みが必要です。
その中でも、今我々が最も喫緊の課題であると考えるのは、既存企業・組織の変革です。経済の成長のためには、新たなベンチャービジネスを立ち上げることも必要ですが、一方では、ヒト・モノ・カネ・情報に代表される経営資源を比較的豊富に抱える、大規模・中規模の既存企業が新たな成長のステージに向けて自ら変革することが欠かせません。
九州内においても、ベンチャービジネス支援については、様々な仕組みが整備されつつありますが、既存企業・組織の変革を実行しうる意図的な人材育成の仕組みの構築は、まだ緒についたばかりです。
「碧樹館プログラム」では、この仕組みを、九州内において、各企業・団体毎ではない、業種間を超えた他流試合の場として提供します。
「碧樹館プログラム」では、
- まずは、「個人」が自分のしっかりとした価値観を持って、自分自身をリードできること
- その上で、「個人」が他人をうまく巻き込みながら「組織」をリードできること
- そして、様々な機能を持った「組織」の集合体である「企業・団体」が、「自らの繁栄」を実現するとともに、「地域の発展」をも両立させうるような企業・団体経営の新たなあり方をリードできること
を実現するために、経営トップが描き出す戦略と現場での実行を有機的につないでいくための紐帯・結節点となる経営ミドル及び将来の経営を担うビジネスパーソンを対象に育成します。